水質管理のリスク対策、できていますか?

#risk

受水槽を利用している施設にとって、水質管理はとても大きな課題です。 水質が低下することによって、レジオネラ属菌を含む細菌や、カビ、藻の発生の恐れがあるためです。

  • 利用者の健康施設の信頼に直結
  • トラブル発生時の影響が大きく、重要なリスク管理項目

浄水場の水は安全。それでも受水槽で水質は変わる

#about

浄水場からの水は検査をクリアした安全な水

浄水場から送られてくる水は、多くの検査項目にしっかりと合格した安全な水です。 しかし受水槽に貯留された後は、施設内の環境・使用状況により水質が変化する可能性があります。

水質低下の最大要因:残留塩素の減少

残留塩素は、細菌などを発生させないようにする「消毒力」です。 日本では、法律で0.1mg/ℓ以上の残留塩素の維持が必要です。

※法律で定められるほどに、残留塩素の低下によるリスクは高いということになります。 受水槽を利用している施設の水質の責任は「施設の管理者」です。

なぜ残留塩素は減少するのか

#why

逆説的に言えば、残留塩素が十分に維持されてれば、飲料水として安心して使用できる状態だということです。 では、なぜ残留塩素は減少してしまうのでしょうか。大きな理由はふたつあります。

原因① 水温の上昇による消失
水温が上がると塩素は消失しやすくなります。夏場や環境条件で影響が出やすいポイントです。
原因② 滞留(時間経過)による消失
受水槽内で水が長時間滞留すると、時間の経過とともに残留塩素が減少します。使用量が少ない施設で起こりやすい課題です。

水質低下を防ぐための対策

#measure

残留塩素の低下を防ぐために必要な方法は、主に2通りです。

① 追加で消毒する

薬剤注入などで消毒力を補い、残留塩素濃度を維持する方法です。

② 残留塩素がなくなった水を捨てる(捨て水)

滞留した水を排水し、新しい水に入れ替えて改善する方法です。

ただし、追加消毒には薬剤管理の手間、捨て水には水道コスト・排水量増など、運用課題が生じることがあります。

他方式との比較(受水槽の消毒・水質維持)

#compare

水質管理の手段には複数の選択肢があります。目的・施設規模・運用体制に合わせて選ぶことが重要です。 ここでは特徴の違いを整理します。

※効果・適合は条件で変動します。詳細設計・法令対応の最終判断は専門家・メーカーとご確認ください。

方式 管理負担 自動化 特長
次亜塩素酸ナトリウム 薬剤管理あり 設備次第 追加消毒の代表的方式。補充・保管・取扱いなど管理が必要。運用に知識が必要。
捨て水 水道コスト増 運用次第 滞留対策として有効だが、水道費用・排水管理の負担が増える。
ナチュライザー 省力化 自動 100V電源のみで、受水槽内の水を自動で消毒。薬剤管理の負担軽減が期待できる。
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ナチュライザーの特長

#features
100V電源のみで運用可能
特別な電源設備を必要とせず、設置スペースを最小化できます。
受水槽内の水を自動消毒
装置が自動で消毒を行い、水質維持をサポートします。
管理の負担軽減
薬剤の補充・保管・取扱いの必要がなくなります。

導入効果(期待できること)

  • 残留塩素低下リスクへの備え(自動消毒による水質維持の補助)
  • 水質管理業務の省力化(人的作業・管理負担の見直し)
  • 施設の安心・信頼の維持(安全管理の一要素として)

※具体的な効果は、施設の水温・滞留・運用条件・既設設備により異なります。現地条件に合わせたご提案が可能です。

こんな施設におすすめ

#who
  • 病院・クリニック
  • 介護・福祉施設
  • ホテル・宿泊施設
  • マンション・集合住宅
  • 学校・公共施設
  • 商業施設
  • 工場・事業所
  • 使用量が少なく水が滞留しがちな施設

導入事例

#case

公立高等学校様

課題:末端水栓で残留塩素が出ないことがある/薬剤管理の負担

導入の決め手:自動消毒/薬剤不要(管理負担軽減)/100V電源で導入しやすい

導入後の変化:水質管理の安心感/管理業務の軽減/健康被害対策の強化

管理者の声:末端の水栓でいつでも残留塩素がでるようになったことで、日常の負担が軽減され、安心して使用してもらえるようになった。

市営公園様

課題:受水槽の水質管理の負担/水質検査での不安

導入の決め手:自動運用/現場作業の削減/継続的な水質維持への期待

導入後の変化:残留塩素が安定しやすい運用へ/点検負担の見直し/管理コストの見直し

管理者の声:日常的に管理する人員が特別な知識がなくても良いため、格段に楽になった。コンプライアンス不安がなくなった。

解説記事

#解説

受水槽のレジオネラ対策|水質管理で重要な残留塩素とは

受水槽を使用する施設では、水質管理が非常に重要です。特に注意が必要なのがレジオネラ属菌です。 レジオネラ属菌は水中で増殖する細菌であり、吸入するとレジオネラ肺炎を引き起こす可能性があります。 そのため、受水槽の水質管理では残留塩素の維持が重要になります。

レジオネラ属菌とは

レジオネラ属菌は水中や土壌中などに広く存在する細菌です。 消毒されていない水や、入れ替わりの少ない水、水温20℃から50℃前後の水に混入した時、増殖するおそれがあると言われています。 特に給水・給湯設備、冷却塔水、循環式浴槽、加湿器、水景施設などでレジオネラ属菌が見つかっています。

残留塩素とは

残留塩素とは、水中に残っている消毒成分です。この成分があることで、細菌の繁殖を防ぐことができます。 日本では末端の水栓で残留塩素0.1mg/L以上の維持が必要です。

受水槽で残留塩素が減少する原因

  • 水温上昇:気温が高いと塩素は分解されやすくなります。
  • 水の滞留:使用量が少ないと水が長く滞留し、時間経過で塩素が減少します。

残留塩素低下への対策

一般的には、次亜塩素酸ナトリウム注入/捨て水などの方法があります。 ただし管理負担やコスト面で課題が出ることがあります。

水電解消毒装置ナチュライザー

ナチュライザーは、水を電気分解して残留塩素を生成する装置です。受水槽内の水を自動で消毒でき、 100V電源のみで運用可能で、水質管理の負担軽減が期待できます。

よくある質問(FAQ)

#faq
Q. 受水槽の水質管理で「一番のリスク」は何ですか?

水の中の消毒力である「残留塩素の減少」と考えられます。 残留塩素は消毒力の指標であり、低下すると細菌等の発生リスクが高まります。

Q. ナチュライザーはどんな施設に向いていますか?

学校・病院・介護施設・ホテル・マンションなど受水槽を利用する施設全般に適用が検討できます。 とくに水の滞留が起こりやすい運用条件では、対策の選択肢として有効です。

Q. 導入に必要な設備は?

ナチュライザーは100V電源のみで運用できることを特長としています。 ただし現場条件(設置スペース、既設設備等)により要件は異なるため、現地確認のうえご案内します。

Q. まず何を準備して相談すればいいですか?

受水槽の容量・材質、使用水量の目安、設置場所(機械室等)、対象水に含まれる塩化物イオン mg/l、現状の水質管理方法(点検頻度・薬剤注入の有無)などが分かるとスムーズです。 不明な場合でもご相談いただけます。

Q. 費用はどのくらいかかりますか?

実際の運用コストはNRK-100で蛍光灯と同程度の電力消費となります。イニシャルコストは希少金属を触媒に使用しているためけして少額ではありませんが、まずはお問い合わせください。

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#contact

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電話・メールでのお問い合わせ

会社名:エヌエスシステム株式会社

担当:営業技術部

TEL:06-6387-8309

MAIL:info@ns-sys.co.jp

受付時間:平日 9:00〜17:00

相談時にあるとスムーズな情報
  • 受水槽容量(m³)材質
  • 使用水量(概算)
  • 設置場所(屋上・機械室等)と電源の有無
  • 現状の水質管理方法(薬剤注入・点検頻度)
  • 対象水に含まれる塩化物イオン mg/l