貯水槽を有する施設の水質管理は、施設管理者の重要な責任の一つであり、学校も例外ではありません。 「学校環境衛生管理マニュアル 第2 飲料水等の水質及び施設・設備に係る学校環境衛生基準」では、以下のように定められています。
「給水における水が、遊離残留塩素を0.1mg/L以上保持するように塩素消毒すること。ただし、供給する水が病原生物に著しく汚染されるおそれがある場合、または病原生物に汚染されたことを疑わせるような生物や物質を多量に含むおそれがある場合の給水栓における水の遊離残留塩素は0.2mg/L以上とする。」
近年、温暖化による気温上昇が進むなか、貯水槽の残留塩素を維持することはこれまで以上に困難になっています。 気温が上昇すると水温も上昇し、これに伴い残留塩素の消費量が増加するためです。
残留塩素が低いと、水中に微生物が繁殖しやすくなり、水質悪化の原因となることがあります。 また、病原菌の増殖を防ぐ効果も弱まり、感染症のリスクが高まる可能性があります。
残留塩素が消失した水を、再び安全な状態で保つための方法として、主に以下の二つが挙げられます。
上記の方法に加えて、より効率的で管理負担の少ない選択肢として 水電解装置ナチュライザー を導入することも有用です。
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